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リアル・ウォンテッドリー in大阪に参加してきました。

リアル・ウォンテッドリー in大阪に参加してきました。

ANKH Systemsロボットアプリエンジニアの邱(チョウ)です。
2017年2月13日、私たちANKH Systemsは、「U30向けリアル・ウォンテッドリー in大阪」で、新たな仲間に出会うべく、出展企業として参加してきました。

このイベントに向けた準備を社内有志メンバーで、3週間前から始めました。
終業後、みんなで集まり、ワイワイと相談しながら企画を作り込んで行くのはとっても楽しかったです。
私とツカモト先輩は、2つのPepperアプリを作ることを担当しました。

ピッチアプリ

このイベントでは、参加会社毎に5分間、「どんな会社か」を求職者のみなさんにアピールする、ピッチタイムが設けられていました。
そんな中、「他社とはひと味違う、斬新なピッチをしよう!」と言うアイディアが上がってきたので、Pepperに任せることになりました。人間と違って、用意された時間内にぴったり終えることも出来ますし、当日、焦って「噛む」こともありません(笑)
なので、プレゼンにPepperは最適ですね!
技術ブログ画像
開発には、Animated SpeechというAPIを使用しました。 Pepperに話をさせながら、文脈に応じた、相応しい動作も簡単に実現することが出来ます。

ただ、Pepperアプリを開発するにあたって、少し工夫が必要なところもあります。 と言うのは、文章原稿を「人間が見て正しいスペル」で入れても、Pepperが文脈に応じた読み方や発音、イントネーションなどを出来ないケースがあるからです。

例えば・・・「辛い
これは、「つらい」と読む場合も「からい」と読む場合もあります。
人間であれば、文脈の前後関係から判断が出来るのですが、Pepperが上手に判断出来ないケースもあります。
そういう場合は、「つらい」と読み仮名がわかるように入れてあげることで、うまくセリフを入れ込むようにしなければなりません。

 他にも、表記上正しくても、イントネーションで工夫をするケースがあります。 「スマホやタブレット」と言わせたくても、「スマホ」と入れると、なんだかおかしなイントネーションになるんです。
本来は「スマートフォン」が正しい言葉だからでしょうか。
ただ、私たちもいろいろ試行錯誤したんですが、実際には、Pepperに「巣魔ほ」で読み込ませると、人間が聞いて違和感のない「スマホ」のイントネーションに聞こえるようになるんです。

なんだか、お化けの名前みたいで不思議ですが、このように、「人間が聞いて違和感のない発音」を手探りで探しながら、アプリケーションを作っています。

ただ、日本語ネイティブではない、台湾人の私には、この微調整、とっても難しかったです!

抽選アプリ

私たちのブースにご来場下さった求職者のみなさまから、アンケートでご意見を頂きたい!と言う企画が上がったのですが、普通に紙に書いてもらったり、用意した端末で答えてもらうのは面白くない!と言うのが、私たちの着想点でした。

そこで、ブースの机上に、大きなQRコードを用意しました。

一通り、当社の説明を聞き、「アンケートに答えたい」と思ってくださった求職者のみなさんは、【ご自身のスマホ】で、このQRコードを読み取ります。

すると、そこにカンタンなアンケートフォームが表示されますので、それにお答えを頂きます。
普段、使っているご自身のスマホなんで、入力とかもしやすいですよね。
「完了」ボタンを押すと、その画面上に、新たなQRコードが生成されます。

この求職者様のスマホ上のQRコードを、Pepperの額にかざすと…

Pepperが求職者様のお名前を読み上げて、プチギフトが当たる抽選を開始するんです。
「田中さん、アンケートに答えて下さってありがとうございます!!」

ドラムロールのBGMが鳴り、ドキドキ感が高まります!
技術ブログ画像
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この抽選は、当選比率などもコントロール出来る仕組みにしました。今回は私たちのイベント用でしたが、様々な催事会場でご活用頂ける仕組みになっていると思います。

近々、この仕組みを土台にした顧客提案も実施予定です!

これをご覧のみなさまの職場でも「Pepperにこんなことさせたい!」と言うご要望ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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