非エンジニアでも業務改善に貢献!Salesforceのローコード開発の可能性

非エンジニアでも業務改善に貢献!Salesforceのローコード開発の可能性

このたび「クラウドソリューション推進チーム」を立ち上げることになりました、大石です。

これまで当社は、エンジニアが中心となり、Salesforceの構築やソリューション提供事業を推進してまいりました。

その流れをさらに発展させ、「非エンジニアならではの視点」で、よりお客様に寄り添ったクラウドソリューションの利活用を推進していくため、長年UI/UXデザイナーを務めてきた私を中心にチームを再編することになりました。

ところで皆さんは「Salesforce」と聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか?
CMで名前をご存じの方は多いと思いますが、「営業が使う、ちょっと難しそうなツール」と感じている方が多いかもしれません。
実際、私もチーム立ち上げのためにSalesforceの学習を始めるまでは、その程度の認識しかありませんでした。

しかし、実際に学んでみて気づいたのは、Salesforceは単なる営業支援ツールではなく、あらゆる業務に対応できるクラウド型のビジネスプラットフォームだということです。

ローコード開発が広げる非エンジニアの役割

学習を進める中で特に印象的だったのが、プログラムを書かずに業務アプリケーションを構築できる Lightning App Builder や Flow Builder などのローコード開発ツールです。
これは、ドラッグ&ドロップで画面レイアウトやワークフローを自由にカスタマイズできるツールで、コーディングの知識がなくとも、まるでデザインソフトを扱うような感覚で使用できます。
技術ブログ画像
デザインを専門としてきた私にとって、自分の頭の中にある「操作イメージ」を直感的に形にできる点は非常に魅力的でした。
さらに言えば、この仕組みはデザイナーに限らず、あらゆる非エンジニアが自分の業務に合わせてシステムをカスタマイズできる可能性を広げてくれます。

なお、ローコード開発しかできないわけではなく、万が一、構築を始めてからローコードでカバーしきれない複雑な要件が出てきた場合には、エンジニアと協力して Apex や Lightning Web Components でのプロコード開発で拡張することも可能です。

Salesforceに「デザイナーの視点」がどう活きるのか

Salesforceは高機能であるがゆえに、カスタマイズの仕方次第ではユーザーに「難しいシステム」と受け取られてしまうこともあります。
どんなに優れたツールでも、現場で活用されなければ意味がありません。
そこで重要になるのが「デザイン思考」です。

デザイン思考とは、単に見た目を整えることではなく、使う人に寄り添い、その行動や感情を踏まえて体験を設計する考え方です。
例えば―

  • 「入力が面倒くさい」 → 入力項目の最適化や自動入力を駆使して手間を削減する
  • 「どこに何があるかわからない」 → 情報を整理し、分かりやすいレイアウトにする
  • 「使い方がわからない」 → 業務フローに沿った画面構成で自然な操作を促す

デザイナーにとって、Salesforce の柔軟なカスタマイズ性は、デザイン思考をシステムに反映させるうえで、非常に強力な武器になります。

Salesforce × 多様な専門性 で価値をお届けします

アンクシステムズには「資格取得報奨金」という制度があり、Salesforce関連資格も対象となっています。この制度を活用して、実際に多くのスタッフが技術研鑽を重ねて資格に挑戦し、取得しております。
それぞれが独自の専門性を持ち、そこにSalesforceの知識を掛け合わせることで、

  • ・開発力を活かした機能実装
  • ・デザイン力を活かしたユーザー体験改善

など、様々な角度からSalesforceの導入と定着をサポートいたします。
私も「ユーザーにとっての使いやすさ」を追求するデザイナーならではの視点をもって、お客様の課題解決に役立つSalesforceを一緒に形にしてまいります。

Salesforce の活用についてさらに知りたい方へ

アンクシステムズは、Salesforceコンサルティングパートナーとして登録しております。
もしSalesforceの導入を検討されていたり、すでにご利用中で「もっと使いやすく改善したい」と感じられているようでしたら、ぜひ一度お話をお聞かせください。

また、「Salesforceをどう業務に活かせるか」という疑問をお持ちの方に向けて、このブログでは今後も具体的な活用事例を発信してまいります。
どうぞお楽しみに。

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